こんにちは。株式会社ariGaTです。
今回は「そもそも社会保険てなんだっけ?」と「社会保険制度の現状」についてです。
社会保険とは??
社会保険という保険がある訳ではなく、健康保険+介護保険+厚生年金のことをまとめて呼ぶときに社会保険といいます。
なので社会保険を理解するには、この3つをそれぞれ理解する必要があります。
健康保険
健康保険はケガや病気で病院に行ったときに利用している保険です。
年齢 | 自己負担割合 |
70歳未満 | 3割 |
70~74歳 | 2割 |
75歳以上 | 1割(2022年から2割負担になる予定) |
あなたが毎月支払っている健康保険料は、あなたや他の誰かが病院にかかった時の「自己負担」以外の医療費に充てられています。
介護保険
介護保険は65歳以上の高齢者や40~64歳の特定疾患患者のうち、介護が必要になった人に支払われる保険です。
ケアプランの作成、介護施設の利用、福祉用具のレンタルなどに使われています。
40歳から健康保険料と合わせて上乗せで介護保険料を支払うことになります。
厚生年金
厚生年金とは国民年金の上乗せで加入するもので、以下のメリットがあります。
- 老後の年金が増える
- 障害年金、遺族年金の保障が手厚くなる
老齢厚生年金
国民年金だけの加入と比較して、老後、上乗せした年金が支給されます。
障害年金
万が一、ケガや病気などで所定の状態になった場合に国民年金のみへの加入と比べて手厚い保障を受けることができます。
遺族年金
万が一、「被保険者」が亡くなった時に遺族に対して支給される年金です。
社会保障制度の現況
ここまで社会保険のざっくりした概要を説明してきましたが、社会の高齢化により社会保障制度の見直しが叫ばれていますが、実際のところ、私たちの老後の年金は大丈夫なのでしょうか。
国民負担率は平成30年に42.5%にまで増加。
引用:国民負担の推移率|財務省
上のグラフを見ると、社会保障負担が年々増えているのがわかります。
社会の高齢化によってこの傾向はまだまだ続くと思われます。
自分が65歳になったとき、本当に年金もらえるの?
その頃には受給開始が70歳とか75歳になってそう、、、
それに受給できる金額も減ってそう、、、
そう考えている若い方も多いと思います。
年金制度に不安がある今、自分が払っている社会保険料は適正なのかを一度見直してみると良いかも知れません。